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ペンぞうとペンこのイギリス旅行のはじまりーはじまりー。
・・・と、言いたいところですが、
結構特殊なケースだと自分たちでは思っているので
(誰も彼もが前提を訊いて、えー!?本当に大丈夫なの?って言うんです

)、
まず準備に何をしたかを記しておきたいと思います。
最初に前提として、
海外旅行はふたりとも初めてでした。
しかも、
英語はふたりともできない。
さらに、ペンこの
「ツアーは嫌だ」発言により、ツアーではなく自力旅行です

理由はツアーだと行きたいところに行けない(「トーキー」ツアーなどほぼ無い)、
自由行動が制限されるなどの理由からツアーではなくなりました。
よって飛行機からホテルから各種チケットまで全て、インターネットで予約です。
さらにイギリスのホテルではインターネットは無料じゃない場合が多いので、
現地でもあまりインターネットを使わない前提で、徹底的に調べ尽くしてから出発です。
はっきりいっていくら調べつくしても不安でいっぱいでした。
同じような人がいた場合参考になるように、準備を少し詳しく書いておきますね。
(必要ない方は読み飛ばしていただいて結構です。)
注意!
あと、下記はあくまでも一例としてご覧ください。
これではうまくいかなかったー!酷い目にあった!
と言われても責任は取れませんのでご注意を。
・購入した本
さきに色々本を買いました。
買った本をご紹介します。
・
海外旅行 ひとこと英会話 CD-BOOK
→ CDが入っているため訊いているだけで、そこそこ聞き取れるようになって便利。
でもやっぱりアメリカ英語でしたね(しょうがないけど)。
本も見やすいです。
しかし、現地にも持って行きましたが現地ではほぼ使いませんでした。
・
旅の指さし会話帳 (10) イギリス
→ こちらは英語ができないため指差しで会話しようと思って購入。
カラフルで中々役立つこと(イギリスの現地のこと)も書いてありました。
読み方もカタカナで書いているため、読んで喋りやすいです。
しかし、これも実際向こうでは使わず。
(というのもペンこがかなり基本の内容を勉強していたため、
結局、会話にあまりこまらなかったというのもあります)
・
るるぶイギリス
・
まっぷるイギリス・ロンドン
→ いわゆる旅行雑誌。
るるぶの方が華やかで見ていて楽しい気分になれます
でもこの二つを比べるとまっぷるの方が情報量が多そうでした。
(るるぶロンドン版は買ってないのでそちらはわかりません)。
どちらもロンドンの小さい地図がついており、これは歩くのに非常に便利でした。
主要観光地だけであればこれだけで充分なほど。
でも主要観光地以外は何も書いてないので、その場合は調べる必要があります。
・
London Street Atlas (A-Z Street Atlas)
→ ロンドン内のかなり詳細な地図。
索引が豊富で、実際の地図のページよりも索引ページの方が多いです

かなり重くて正直これは持ち運びに便利ではありません。
1枚になっている版もあり、個人的にはそちらの方が良いのではないかと
思いますが、長く使う場合には本の方が良いようですね(破れるから)。
注意点がひとつあって、基本的に店がどこにあるかは何一つ書いてません!
ストリート(道路)の名前と駅だけです。
よって目的地の住所がわからないと何も役に立ちません。
またストリートには必ず白い看板がついていて、
どの道にいるかは一目瞭然なので、
現在地を調べることもできますが・・・
実際は、現状のロンドンでは小さい地図がそこかしこにあるので、
この目的ではあまり必要ないと思います。
現地のお土産屋で売っているので現地で必要に応じて買う、
でもいいとおもいます。
・
歩いてまわる小さなロンドン
→ 旅行雑誌に載ってないような小さな店が沢山載っており、
美味しい食事、雑貨巡りなどをしたい人には必須の本です。
この本で行ったお店は基本的に美味しかったですねー!じゅるり。
・
アガサ・クリスティを訪ねる旅
→ 今回の旅の一つの目的、アガサ・クリスティゆかりの地に行きたい!を、
満たすため購入。
クリスティの本と現地のどこがどう結んであるか記載していますので、
とても役には立ちましたが、文章が多く、
こういう本(ストーリーがなく紹介的な文章)を読める人でないときついです。
(ペンぞうも何回か読んでいて寝ました

)
目的地の周辺だけを読んでみるか、
目的地自体を探すという読み方がオススメ。
あと結構なお値段です。
・
ロンドンA to Z
→ これは買ってませんが、欲しかった本です(本買い過ぎで挫折)。
なので評価はできませんが、レビュー読む限りはとっても役に立ちそうです。
ロンドン市内全域をカバーする地図ではないと思うのでご注意。
・電子辞書
→ 普通に本でも良いと思いますが、軽いため電子辞書を持って行きました。
なんだかんだいって、会話ではこれが一番利用しましたね
・チケットなどの予約
自力で旅行するためには全部予約しなければなりません。
しかし、英語ができないため電話予約など無理

よってネットで予約しました。
ホテルや飛行機は基本的に日本語のサイトがあるので、
あまり苦労しませんでしたね。
ただ、日本語で表示されても、海外が運営するサイトには適当なところがあるらしく、
ダブルブッキングなどの被害が多く報告されているサイトでは、
予約しないよう気をつけました。
今回使ったサイトは、
トルノス、
アップルワールド、
エクスペディアです。
ただし、サイトによってホテルがあったりなかったりするので注意です。
(こんなこともわからないのかーって言われそうですが、
飛行機予約する際、現地は現地時間なのか、日本時間なのか一瞬悩みましたが、
当然のことながら現地時間で表示・予約で大丈夫でした。
ほんとド素人です、とほほ

)
あとどうしても、アフタヌーンティなどの予約(とか他のチケット)は、
公式ページから予約する必要があり、これはグーグルChrome(ブラウザ)の、
ページ翻訳機能の力を駆使して予約。
便利だけどどうしても誤訳があるので、そこはなんとか英文を理解
そうそう、予約して返ってきたメールは印刷して持っていきましょう。
特にバウチャー(Voucher)って書いてあるのは印刷必須。
これで現地でチケットと交換できます。
以上で特に予約ミスなどもなく、まったく無事に帰ってこれました。
・海外保険
海外保険については、
価格.comから一括比較・見積りを行って入りました。
幸い、何も起こりませんでしたので、電話することもなく、
保険の対応の良し悪しなどは一切わからず。
・英語の勉強
ペンこがひたすら本とネットを駆使して勉強したため、
ペンぞうは勉強方法はよくわかりませんでしたー。
使った英会話の一覧を余裕があったらあとでご紹介しますね。
ペンこは日本人としてのこだわりで、丁寧な喋り方に気をつけていたらしく、
結構何種類かの長い英文(とはいえ簡単なやつ)を駆使してました。
イギリスは丁寧であることは重要なことのようで、
丁寧に話しかけると、みんな笑顔で答えてくれていましたね。
(ペンぞうの場合、○○○プリーズばっかりでした

)
あとは相手の言いたい単語さえ聞き取れれば、
なんとか言いたいことがわかりましたね。
(食事処でWaterさえ聞きとれれば、水はいるのか?って訊いていると判断できたり)
・電車・地下鉄・バスの乗り継ぎ
結構ロンドンから遠出をするため、一体どうやって電車を乗り継げば良いのか、
それが本当に難関でした。
ロンドン市内の地下鉄もなれるまでは、
TubeMapが読みづらく、
バスに至っては完全にお手上げ状態で一体どうしたら良いのか途方にくれました。
一応、英語では電車の乗り継ぎ検索サイトもあるのですが、
「駅すぱあと」と比べてなんだか使い勝手が悪そうで
(単に英語が読めないだけかも。。。)、
結局使ったのはgoogleMap。
※ 詳細は画像をクリックしてください。(パディントンからトーキーへの例です)
これで全工程調べてみましたが、細かい時間(分単位ではずれていた)以外は、
まったく問題ありませんでした。
最終時間なども調べられますが、
(住所を入力しても)検索結果が適当なところを指していたり、最短ルートが最初表示されていなかったり、バスの停留所名がわかりにくいのが難点です。
それらの情報を日付ごとにまとめて印刷し、しおりを作成して完了。
どの本よりもこのしおりが一番頼りになりました。
・ブリットレイルフレキシーパス
普通に列車のチケットを買うとイギリスはめっちゃ高いらしいです。
遠出の列車は全てこれを使用しました。
一日乗り放題のチケットで、数日分まとめて購入できます(3日以上必要)。
9/1、9/3、9/20といったように、日にちが多少空いても大丈夫です。
ここから予約しました。
注意点はバリデーション(使えるように登録)が必要で、
このサイトから出来た(手数料千円)と思いますが、
バリデーションしなかった場合、窓口でバリデーションしてもらう必要があります。
とってもこれ変わっていて、使うときに自分で日付を記載します。
必ず使うときになってから日付を書きましょう。
(先に書くと予定変更できなくなりますので)
また、使用時にはパスポートが必要ですので注意。
あと重要なことをもう一つだけ。
全部予約席で埋まっている場合、席には座れません。
(予約済の場合、席の背もたれの上に予約済のカードが挟まってます)
ファーストクラスには座れません。
金曜日にトーキーに行くときだけこれにぶち当たりました。
デッキで過ごすことは可能なので、そこを気にしなければ問題ありません。
・オイスターカード、トラベルカード
ガイドブックに載っているので詳しいことは書きませんが、
ロンドン市内観光では必須です。
バスや地下鉄が乗り放題や割引きになります。
ペンぞう達は、オイスターカードだけで乗り切りました。
ゾーン1(主要観光地)しかほとんどいかず一回しか乗らない日もあったので、
料金引き落とし(+一日最大7ポンド)の方がお得かなあと思ってのことです。
実際どちらでもあまり変わらなかったかもしれません。
また、日本でも買えますが送料がばかに高かったので、現地で買いました。
・安全について
正直、イギリスはあまり心配していなかったのですが(銃もないし)、
危険には敏感になってましたね。
準備についてはシークレットポーチを購入したり、
スキミング防止カードを購入しました。
人混みを歩くときは、鞄は前持ち。
鞄の上から上着を着たりもしてました。
実際行ってみると・・・は後々ご紹介します!
・電気製品について
小型ノートパソコン、カメラ、電気カミソリ、携帯の充電器などは、
240Vまで対応していていたので(充電アダプタ、電源ケーブルなどをみてみましょう! 100 ~ 240Vと書いてあればOK)、変圧器は必要ありませんでした。
なので、電源の口だけ変換するのを2個購入(イギリスは三本出ています)。
こんなやつですが、探せば300円くらいで売っていたような。
対応していないので困ったのはペンこのヘアアイロンと、
ペンぞうの暇つぶし3DS。
まずヘアアイロンは諦め(そもそも飛行機で面倒になりそうだったので、持っていかなくて正解!だったかも??)。
3DSは
USBから充電できるのを買いました。
USBは電圧が全世界で共通になるため、USB経由で充電できる場合は、
どれも使えます。
しかし、PCを持って行かない場合、
ホテルにPCがあるか確認する必要がありますね。
(ホテルのPCで充電でも問題ない機器であれば良いのですが。。。)
・乾燥対策などの小物
主に女性の話ですかね。
ハンドクリームと顔保湿のクリームは重宝したそうです。
イギリスは乾燥しますので。
あと機内でのマスク(口が乾燥しないように、風邪引かないように)、スリッパ(機内はもちろん、ホテルでもついていなかったりする)、アイマスクも重宝しました。
耳栓は一回も使わず。ただ咳が酷い人がいたり、トイレの近く、赤ん坊がいたりした場合は会ったほうがいいと思うので、一応持って行ったほうがいいかも。
・足の疲れとり・むくみとり
エコノミー症候群対策にも
これを使いました。
足の疲れとりにも効果あったそうですよ。
・水
流石に最初は恐る恐るでしたが、聞いていた通り、
イギリスの水はきれいなため、生水を飲んでもまったくお腹は壊しませんでした。
初めて硬水を飲んだので違和感がありましたが、すぐに慣れました。
・トイレ
もちろんウォシュレットはどこにもありませんでしたが、
トイレ自体は基本的に綺麗でした。まあ、いくつか酷いところがありましたが、それは日本でも同じ・・・かな?
あと、駅や観光地の前(中は大丈夫)は有料なトイレが多かったです。小銭なくても両替機がありましたが、ペンぞう達は一回もお金は払ってのトイレ利用しませんでした。
・ポンドへの両替について
ネットで調べて
トラベーラーズチェックにするのが良いとわかり、
実践してみましたが、短期間の旅行では正直オススメできません。
手順がかなり面倒なうえ、マネーパートナーズとCitiBankに口座つくってうんぬんのところがかなり難解です。
また、日数もかかるので、今日明日でできるわけではありません。
(最後に、CitiBankの支店に本人が行く必要もあり、かなり大変です)
よってクレジットカードを使うことだけを考えていればほとんど問題ありません。
9割方クレジットカードが使えました。
しかし読み取れないとかもありましたので、何種類か持って行った方がいいでしょう。
あと、クレジットカード使う際、ジャパニーズ円? ポンド? と訊かれる場合があります。
これ、即座に日本円に変換するか、ポンドのまま支払うか、どちらにする?と訊かれています。
どういうことかというと、即座に日本円にした場合、そのときのレートで変換してくれますが大抵手数料がとられます。
ポンドの場合、手数料はとられませんが、あとあとお金が引き落とされるときのレートでかかります。
つまり、通常はポンドの方がお得です。
ただし、これから円安確実だとわかっている場合は、円の選択肢もありかもしれません。
と、クレジットカードがオススメですが、現金もやはり必要な時があります。
これもキャッシュカード(口座元が円でも)で、ATMからポンドが引き落とせます。
ただし、空港、両替商、駅の場合、手数料がめちゃめちゃとられますので、
気をつけましょう。
銀行前のATM(24時間)が一番良いです。
操作途中で両替レートが出てきたら確実に手数料取られているので、
気をつけてください。
詳しくは
こちらをご参考に。
こんなところで準備は終了です。
さあ、次はいよいよ出発します!!!
第一夜出発編へ進む→
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