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    ペンぞうのイギリス紀行 第十二夜(ナショナルギャラリー)

    ← 第十一夜 (コヴェントガーデン)   第十三夜 (自然史博物館とウィキッド)→

    本当は買い物に充てる日だったんですが、残念ながら我々は満足に至ってなかったため、もう一度、大英博物館(三日目)とナショナルギャラリーにもう一回いくことに。


    まず外に出てみてびっくり!


    あれはなんでしょう?



    スフインクスではありません!




    正解は、スーパーで飼い主が買い物をしている間、リードもなしに飼い主を待っている犬達でした!


    これにはペンぞうもびっくり。
    なんとしつけの行き届いた犬でしょう。
    日本じゃありえませんね!

    飼い主が出てくると、ちゃんと二匹とも歩み寄っていきました。
    犬賢い!


    春画は特設コーナーでしたが、残念ながらまだやってませんでした。
    残念です。

    江戸時代などに、春画はイギリスに運ばれたそうですが、当時はわいせつな絵として蔑まれて破棄されるぐらいだったとか。
    それから200年後にフランスで人気が出たそうです。

    しかし、当のイギリスでは、ずっと「秘密」という部屋にしまってあったそうですよ。
    それが今回大規模展覧会ってことで、見れずに残念です。

    ぺんぞう、よくわかりませんけどもemoji



    根付が大量に公開されてました。




    昔は某新聞社が出資していて、酷い内容だったとのうわさですが、今は三菱商事がスポンサーのようです。



    和室がありました。定期的にお茶を煎じるパフォーマンスがあるそうです。



    これ、目覚まし時計でしょうか。




    でかい埴輪ですね!



    当然のことながら日本刀がありました。



    鎧も!
    でもどことなく貧相な鎧ですねえ。。。

    ここで白人の人がペンぞうに写真を撮ってくれ、とお願いしてきたので、快く鎧と撮ってあげました。
    他の人もここの刀と鎧のコーナーに群がってましたね。
    やっぱり人気!


    これは確か源氏物語ですね。


    こっちは妖怪絵巻!



    リアルな坊さん?の陶器像ですかね。



    大判小判がざっくざく!


    印籠でしょうか。



    鬼の手でしょうか。



    女形ですね。芸者!と喜んでいる人はいませんでした。



    日本の漫画として貼られていたのは、なぜか丸尾末広でした。


    つ・ぼ


    これで日本館の紹介は終わりですが、日本館は一番奥深くにあるわりには人がいましたね。
    並べ方がここだけまるで日本の美術館のようでした(他のコーナーは雑然と大量に並べてある)。


    そういえば散々お土産では売っていたのに、葛飾北斎の富嶽三十六景はどこにも見当たりませんでした。本当は入口近くの朝日新聞提供のコーナーにあったそうなんですが、なぜか芸者コーナーになってました。。。


    ここは韓国館。人あんまりいませんでした。


    中国館は綺麗な陶器でいっぱい!


    こんな感じで色とりどりに並べられています。


    中国の歴史は長いためか、この中国館以外にもアジア館でも大量に並べてあり、流石ですね。

    ここで昼飯に行ったのですが、日曜日だったためイギリス料理の店がやってませんでした・・・。

    ラムが書いてあるパブが開いていたのではいりました。
    地球の歩き方でも紹介されてましたが老舗のようですね。


    中はこんな感じです。



    これがローストビーフ!

    今思えば。せっかくラムがメインっぽかったので、ラムを頼めばよかったです。。。
    と思ったら、ラムって人の名前なのか。よくわかりませんねえ???


    ビーズオブブルームズベリーという、有名なケーキ屋さんにいってきました。


    これはおいしそうemoji
     


    寒いにもかかわらず女性は外でスイーツ。ペンぞうも負けられません。

    ケーキを買ってホテルで食べる予定で持っていきました。



    そして二日目のナショナルギャラリーへ行きました。
    ここも無料ですが、有名作品がたくさんあります。
    撮影は絶対にダメで、天井撮っていた人もめっちゃ怒られてました。


    まず、日本人にももっとも有名だろう、この絵。
    ※絵はWikipediaからパブリックドメイン(著作権切れ)のものだけを転載しています。


    そう、ゴッホの「ひまわり」です。
    写真ではわかりませんが厚塗りされているため、種の部分が浮き上がってみえ、立体感を感じることができました。




    こちらはレオナルドダヴィンチの「岩窟の聖母」です。
    マリアとキリスト(赤ん坊)の絵は無数にありました。
    縦約2メートルの結構大きな絵です。
    ルーヴルにも同じ構図の絵があるとか。



    ハンス・ホルバインの「大使たち」です。
    これは音声ガイドがあり、詳細の説明を聞いたのですが、色々小物が描かれていてよーくみると楽しい(?)絵です。
    1533年の絵で、かなりリアルな絵が流行っていたころでしょうか。
    左右の人が対照的な格好をしてますね。派手と地味というか。顔は似てますが。

    画面左上に、カーテンから何かが覗いているのがおわかりでしょうか。

    あと一番下の謎の斜めに伸びているもの。
    これは角度を変えると骸骨が浮かび上がるという不思議な絵となっています。




    アーニョロ・ブロンズィーノの「愛の勝利の寓意」です。
    これもいろんなものが描かれていて興味深い絵ですが、真ん中左の苦悩の老女が地味な怖さを出してますね。ヴィーナスとエロスのキス(近親相姦)に嫉妬していると解釈されているようです。

    そして反対の右側にいる、バラを振りまく愛らしい少年の後ろの女の子を見てください。
    手と首がなんかおかしいですね。しかも足は・・・。おおこわいemoji






    ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻像」です。
    これはペンぞう、どこかで見たことがあってちょっと感激しました。
    光の使い方が素晴らしいと評価されているみたいです。
    小さい絵ではわかりづらいと思いますが、後ろの鏡に被写体が写っていて本物の空間を創り出しているとか。



    これも見たことありますね。
    サンドロ・ボッティチェッリ作、「ヴィーナスとマルス」です。
    ヴィーナスの愛人マルスを起こそうとしている絵みたいです。
    「ペンぞうのようにだらしない格好で寝てるわね!」とペンこの声が聞こえてきそうです・・・。




    ウィルトンの二連祭壇画です。
    作者は不明ですが金箔やラピスラズリが貼ってあって凄くきれいな絵でした。

    実は、これキャンバスにかかれているわけではなくて、持ち運びできる絵となっています。
    うーん説明できないemoji
    ぱたんと畳めて持ち運びできる感じでした。




    ジョセフ・ライトの「空気ポンプと鳥の実験」です。
    凄い綺麗な絵なのですが・・・もはや何が何やらわかりませんemoji
    空気を抜いて鳥を仮死状態にする実験らしいです。

    当時残酷だと非難されたものをわざわざ描いているようですね。




    クロード・モネの「ラ・グルヌイエールの水浴」です。
    ペンこはすごくきれい!と感激してました。
    これはちょっと面白い逸話があるようで、ルノワールとモネが並んで同じ場所を同時に書いたそうです。
    ルノワールは人物が、モネは水面が得意だったようですね。
    ちょっと観覧注意ってほどでもないんですが、ペンぞうが気になった「兵士の死体」の絵。
    絵としては実に素晴らしい技術で書かれているそうなんですが、なんと誰が書いたのかわからないのだとか。
    この画力の他の絵も見てみたいですね。




    あと、何枚かご紹介したい絵があったのですが、あんまり有名な絵ではなかったのかみつからず断念。
    もらった冊子には書いてあったんですが、冊子が見つからない体たらく。



    では、最後にペンぞうが最も感銘をうけた作品をご紹介します。





    最初みたときに、あまりのその絵の現実感に圧倒されました。
    大きさは、かなり大きいです。2.5m × 3mほど。
    (なので例によってこの写真ではまったく伝わりませんemoji

    遠くでみても綺麗に見えますが、近くでみると、特に真ん中の女性がそこにいるかのような印象を受けました。
    白い肌の下に、血が流れている様子がわかるといえば少しは伝わるでしょうか。

    目隠ししているので最初、タロットカードの目隠ししている女性がモチーフかと思ったのですがよく見ると全然違いました。

    右の男は斧を持っています(あ、右が切れて見えないですかね?)。

    左の侍女は運命に泣いています。

    そう、これは処刑のシーンなんです。

    これは、ポール・ドラローシュの「レディー・ジェーン・グレイの処刑」です。



    ジェーン・グレイは、1553年にイギリスの女王に即位します。

    在位期間は、たったの9日。

    そして、悲劇的な最後を迎えます。亡くなったときは、まだ16歳でした。



    どうしてこんなことになってしまったのかというと、王位継承権はメアリー1世にあったにも関わらず、エドワード6世が亡くなったあとに、夫の父親に半ば無理やり即位させられてしまったのです。

    当然メアリーは大激怒し、自分も即位してジェーンを捕えてロンドン塔に幽閉します。

    そして、夫が処刑され、ついにはジェーンも処刑されてしまいました。


    元々が政略結婚だったのだと思いますが、悲劇すぎますね。
    彼女が処刑されたロンドン塔のその場所には、第十四夜で行くことになります。




    ナショナルギャラリーを離れてホテルに帰ります。

    帰りにバスに乗ったのですが、ルート159に乗ったのですが、to パディントンとか散々いっていながらパディントンまでいかないという罠。
     

    日曜でまた店が全然やってないので、ZIZIのピザ再びです。
     

    オレンジジュース!
     

    そして先ほど買ったケーキ・・・

    あー寄ってるぅぅぅぅemoji
     
    左はチョコレートケーキ、奥の寄せられてるのはレモンメレンゲチーズケーキ!



    でもすごくおいしかったです。

    バニラカップケーキ!


    明日は、自然史博物館とウィキッドを見に行きます!


    第十三夜 (自然史博物館とウィキッド)→


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