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    ペンぞうのイギリス紀行 第九夜(バース編)

    ← 第八夜(バートラムホテルにて??)   第十夜(大英博物館2)→


    この日の朝食は、昨日スーパーで買ってきたクロテッドクリームを使ってスコーンやパンに塗りたくっていただきました。

    パン屋の店員さんに、スモール? ラージ?
    って訊かれたので、食いしん坊のペンぞうは「ラージ!」って答えたら、こんな巨大なのが出てきたんです。

    これ、日本で買ったら3000円以上はするに違いないですが、1000円もしないぐらいでした。やっぱ本場は違うなあ。
    しかも、じゃーあじいっていうぐらいですから、牛乳の味が濃くて美味しい!


    今日は、おなじみパディントン駅から、リアル 「テルマエ・ロマエ」の世界に参ります。



    2時間くらいかけて、バース スパ駅に着きました。
     
    おわかりでしょうか。

    バス スパですよ、奥さんemoji
    この街は、バス(お風呂)の語源になった街なんです。
    ※ wikiを見ると逆なのかな???謎です。

    外に出て、まずパシャリ。
    ロイヤルホテルのようですが、ここには泊まりません。今日は日帰りです。



    謎のバスを発見したので激写。この場所とお風呂はbath、これはbusです。
    いやダジャレを言うつもりでは・・・emoji



    いきなりお昼になってましたので、ご飯を食べに行きます。
    ここはガイドブックにもトップに載っているくらい超有名店らしく、行列が出来てました。
    サリーランです。


    フランス人のサリーさんがここで暮らしていたそうなんですが・・・
    この人なのかな?

    この人、フランスからバースに逃げてきた17世紀の菓子職人だそうです。
    ここで、フランス式の柔らかいパンを作って売ってたそうですね。

    レシピは極秘。
    そして、世界中でこの味を複製しようとしましたが、誰も成功しませんでした。
    サリーさんが死んだせいでしょうか。レシピが長らく行方不明になっていたそうです(その間、店としてやってたかはよくわかりません)。

    しかし、1937年。

    この隠し戸棚からレシピが発見されるのです。


    かくして今も美味しいパンがペンぞうの口にも入ることができた、というわけですなemoji

    こちらペンぞうが食べた料理です。サリーランのハーフサイズと、スモークサーモン、クリームチーズが乗ってます。
    ハーフサイズでもでかっ!というのが第一印象です。柔らかいパンと甘いクリームチーズ、しょっぱいスモークサーモンの組み合わせが絶品でした。
     


    ペンこのは、ウサギと思われるお肉と、サリーランはハーフです。
    茶色い甘酸っぱいものと一緒に食べると美味しかったそうです。


    バースの街を歩み、

    観光客がすごいいっぱいいるところを抜け、


    バース大聖堂の正面横から、ローマン・バスに入ります。



    入るとすぐに、ローマンバスの大浴場がみえました!


    動画でも雰囲気をどうぞ!
    最後に音声ガイドの音も少し拾ってますよ!





    もうおわかりでしょうが、ここは18世紀に発掘された、ローマ浴場の施設なんです。
    中は思った以上に広かったです。
    お風呂みて終わりだと思ってたのですが、この地で発掘されたもので大きな博物館になっていて、簡単に見終わるものではありません。

    流暢で使いやすい音声ガイドにしたがって進んだところ、いつのまにか3時間も経っていました。
    嬉しい誤算でしたが、後の場所が全然どこも行けないという罠がまってました。。。
    バースに日帰りで行く方は早めの行動をオススメします。

    この場所、ローマ時代にはこんな外見をしていたそうですよ。

    そう、本来は天井があったのです。
    しかし、天井は失われているため、存在しません。

    そのため、残念なことにお湯が緑化しています(日光で藻などが発生してしまったようです)。
    なのでここには今は入れないということです。

    昔は足だけでも入れたそうですが、今は触ることすら許されてません。
    観光客の白人がすくって遊んでいたら、めっちゃ怒られてました。

    これは、ここの神殿に飾られていた、ゴルゴンのレリーフです。

    神殿?
    と思われた方もいるかと思いますが、ここはお風呂でありながらも宗教施設でもあったそうです。ローマ時代ではそれが一般的だったとか。
    ローマ時代の人が温泉に浸かって「こころと体」が癒やされるのは、神の力、と思ったのかもしれませんね。


    これはある人物の像だそうです。
    恐らく裕福で地位の高い人だったのだろう、と思われます。
    それにしてもこの髪型!



    と思っていたら、再現映像がありました。誰かが常に注意してあげてないとすぐほどけそうですemoji
    紀元1世紀頃だそうですよ。


    ローマ時代の再現映像はかなり沢山ありました。
    その様子を見ているだけで面白かったです。


    ところで、この真中にあるのは女神像ですね。
    盾と槍を持っていることから、恐らくミネルヴァ(アテナ)でしょう。


    と思ってたら、その頭が出てきました。



    黄金のアテナ像の頭!

    暗い建物に飾られていて一般人は見ることが出来ず、ロウソクが絶やされなかったためすすまみれになってしまったそうです。そしてすすを拭いた影響で色が落ち、何度も修復した跡があるそうです。

    残念ながらまだ体は見つかっていないとか。
    いつか出てくるといいですねemoji

    土着の女神スリスと同一視されたため、スリス・ミネルヴァと呼ばれているそうです。


    ささげものは泉の中に投げ入れられたそうですが、特に面白いとおもったのはこれ。
    女神への願いごとが書かれた鉛の板だそうです。

    その願いごとというのが、実に小さい願い事ばかりで思わず笑ってしまいます。

    ペンぞうでいえば、「明日ステーキにしてください!」「ペンぞうのステーキを食べたペンこに天罰を!」ぐらいのレベルの実にくだらない内容ですemoji


    どうして人は泉にコインを投げたくなるのでしょうか?
    ここにある泉には1万2千枚ほどのコインが投げられたとか。
    泉から取り出したけど、くっついてしまっていてほとんどのものがまだ取れていないそうですemoji


    今も多くの人がコインを投げ入れているようです。
    キラキラ光って綺麗ですねー!


    ここでもローマ人達の映像が見れました。




    黄金のブローチも発掘されてますね。
    こんな感じのものがほんと大量にありました。


    いまだに大量のお湯が出ているみたいです。一日110万リットル出てるとか。

    最初に書いたように、ここのお風呂は入れませんが、近くに温泉施設ができているそうなので、入りたい方もご安心を。

    ペンぞう達は時間がなくてむりでしたー。

    展示品を2時間くらいみて、ついに大浴場まで降りてきました。



    上には、石像も飾られていますね。ここが世界遺産になったのもわかります。非常にのんびりとした雰囲気で過ごせました。



    ちなみに大浴場だけではなく、サウナの部屋とかいろんな温泉施設があったそうです。
    それも時代とともにそのときの流行り施設に改装していった跡が残っているとか。

    そういえば流石温泉、滑らないように注意書きがありましたね。
    ズコー


    最後に温泉の試飲が出来ましたが、ペンこが恐ろしい顔してました。
    そう、まったくうまくはありません。

    ただ、万病に効くと思われていたらしく、一時期は医者がここのお湯だけを薬として出していたこともあるとか。
    昔は貴族だけが飲めた時代もあったそうですよ。


    そんな感じでローマンバスをあとにしました。

    ローマン・バスの感想ですが、正直なところ、大英博物館よりも興味深く見れた、というと大げさすぎでしょうか。

    まず音声ガイドがしっかりしていて、ほとんどの重要なものを説明してくれます。
    日本語もしっかりしていて、不良は起こりませんでした。

    そして、もちろん展示品の数は大英博物館には劣りますが、テーマが一貫しているので、こころに入ってきやすい。

    ここは本当におすすめです。



    外に出ると、時代がかった三人娘?の方々がいらっしゃったので、許可をもらって撮影しました。


    なんかの演技なのか、いいわよ、といったあとに、三人でぺちゃくちゃおしゃべり。
    いつ撮っていいかもわからなかったのですが、これは・・・なんだったんでしょうemoji

    そのあとジェーンオースティンセンターへ向かいました。


    そう、ウインチェスターでもお墓をみましたね。
    彼女の博物館です。

    この方がジェーンオースティン。
    バースに長く住んでいたようです。イギリスでほんとうに彼女は愛されているんですね。
    ゆかりの地の何箇所かにこういう施設があるようです。



    こちらは、高慢と偏見のダーシーさんです。
    しぶかっこいい!


    ここで残念なお知らせが。
    ローマン・バスに時間が掛かり過ぎたため、この博物館には間に合いませんでした。。。
    また絶対くるぞーと心に誓った一同でした。


    実はラストの入館時間ギリギリには入れたのですが、もう閉めちゃった、という感じで入れてくれませんでした。
    まだ閉館までには時間があるのになーむーemoji


    カラスの興味深いお店の絵がありました。
    やはりこちらのカラスは紳士的なイメージがあるのでしょうか。
    日本のヤクザカラスとは大違いです。



    そして謎のゴリラならぬ、謎の豚。
    よくわかりません。


    そしてさきほどちらっと外を見せたと思いますが、バース大聖堂へと向かいました。


    ここも悪くはなかったのですが・・・


    正直なところ、ウインチェスター大聖堂の方が凄かったです。
    ただ、塔を昇る見学ツアーがあって、そこは普段入れないところもいけるみたいです。
    (残念ながら参加する時間はありませんでした)



    あと、演奏の練習をしてたみたいで、本番を聞いてみたいなと思いました。



    その後、外にでてアイス屋さんに。



    本格イタリアンジェラート!っていってたわりには、バニラは美味しくなかったですね。ココナッツは美味しかったですが。

    あとカードが使えず。


    町並み自体が世界遺産らしく、なかなか素晴らしい景色が多かったです。
    と、ふと橋の手元をみると・・・



    え?

    ノーダイビング???
    こんなところから飛び降りる人はいませんよemoji
    (下が水とはいえ、清水寺並みの高さがありますから)


    なぞの頭がない石像。。。



    さて、帰りも2時間かかるし、そろそろ帰ろうか・・・と思っていたら、なんと。


    待てど暮らせど、列車が来ません。
    (見えている列車は反対側)

    どうも何か事故があったのか、いつまでも来ませんでした。
    これは帰れるのか?
    そもそもここで待つしかないのか?
    ちょー寒いんですけどemoji

    と思ったんですが、そういえば、我々がもっていたのは時間指定のない、ブリットレイルフレキシーパス。

    当然出入り自由なので、寒い中待っている皆さんを尻目に、外に出て先に夕食をいただくことにしました。初日は酷い目に合いましたが切符じゃないことに本当に感謝しました。

    ペンこが足が痛いというので、駅横すぐの店に入ってみることに。



    Graze bath alesとかってお店のようです。
    駅横とかってどうなのかな???と若干疑いながら入店。

    入ってみるとお店の雰囲気は悪くない!


    豚肉のステーキを頼んでみたのですが・・・



    これがうっまーーーい!!emoji



    また良い意味で裏切られました。

    スープ頼んでみたら、これまたうまい!
    日替わりスープなんで毎日これがあるとは限らないようですが・・・。


    だいぶくらくなってきたのでロウソクも出てきました。
    なかなか雰囲気も良い店でした!


    テラスみたいなところに出てみると・・・牛さん?


    ぶたさん。。。


    トリさんとお肉関係の像が何故か並んでます。


    ふと、線路を見てみると、まだ列車が来てません。
    もう一時間くらい経っているような??

    みんな寒そうに待っています。
    そんな中ペンぞうたちはぬくぬくと美味しいものを食べてごめんね。。。

    ついでにデザートも頼んでみたのですが、



    頼んだデザートはそんなんでもなかったです。


    ただ、他の料理は絶品。
    ペンぞうはグランドホテル並み、もしくはそれ以上のものを感じました。

    しかし、牛のステーキを食わなかったのが唯一の心残りです。


    店員さんもめっちゃ笑顔で、写真撮影させていただきました。

    この人、すごくいい人!



    夜も更けてきたころ、なんとか列車が来て、ようやく帰れそうです。

    無事その日のうちにパディントンに着きました。


    しかし、今日で遠出は終了です。
    もう列車に乗ることはないんだ、と思うと少し寂しい気持ちになりました。

    やっぱり旅は、列車ですよね。
    また来るぞ、バース!その日まで待っててね!





    明日は、大英博物館二日目とまいります!


    第十夜(大英博物館2)→



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