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天気予報で、今日は天気の予報だったので(他の日は雨ばっかり)、
急遽予定を入れ替えて、
古都 ウインチェスターに行くことになりました。
ウォータールー駅から出発です。
写真は、イギリスの列車内の移動販売の様子。
ポテチが所狭しと押し込められてますね
1時間ほどでウィンチェスターに着きました。
ウィンチェスターは、ガイドブックにはほとんど載ってません。
ここは、ロンドンの前の首都で、イギリス唯一の大王、アルフレッド大王ゆかりの地です。
歴史や伝説が好きな人が訪れるところだと思います。
駅から出てすぐのところ。
ここをペンぞう達は右手に進んでいきました。
なんかロンドンとはまた違った感じの家が並んでいます。
今回の旅行で行った中で、色々な意味で一番街が綺麗でした。
まず、(まだ写真には全然写ってませんが・・・)人が結構多いにもかかわらず、
道路がとっても綺麗です。ガムの跡とかも全然ありません。
建物は言うまでもないですねー。
途中日本食のお店を見つけましたが、残念ながら終日お休みだったようです。
本当に天気がよくて、空と建物の写真を撮りまくってました。
ロンドンとは違い、どこか中世っぽい(いや、紛れも無く中世ですが)の建物があちこち見えます。
騎士が出てきてもおかしくないようなところに、
ところどころに車があるのが、正直不思議でした

んーと、 この辺にあるはずなんだけどなあ?
お、ありました。
グレートホールです。
中に入ると・・・ありましたよ!
アーサー王の円卓です!!! 思ってたより大きいです。
アーサー王と円卓の騎士については有名だから既にご存知だと思いますが、
これはその伝説をもとに13世紀に作られたものだそうです。
ここに本当に円卓があったという伝説だそうですが、
13世紀に作られたものであっても、やっぱりすごいですねー。
(日本でいうところの鎌倉時代です)
ところで、アーサー王の騎士たちは何故円卓に座るのでしょうか?
円卓に座ることによって、上座と下座の区別がなく、全員平等だということだそうです。
アーサーは実在の人物かどうかは不明ですが、
トロイのようにいつか実在した証拠が見つかってほしいですね(あっちも確証はないようですが・・・)。
ちなみにペンぞう、アーサー王の伝説が大好きで、結構何冊も翻訳本を読んでます。
(じっさいは飼い主によんでもらってます。今度ディズニーの王さまの剣も借りる約束です

)
このアーサー物語、結構面白いのですが、いろんな関係ない話や伝説をごっちゃにし内包していて、複雑で神話のように話がめちゃめちゃです
最たるのが、有名な湖の騎士ランスロット。
じつは彼は完全に、後から創作されたキャラクターです。
ランスロットは今でいうところの、
メアリー・スーであり、ムチャなくらい最強で誰もかなわず、アーサー王の王妃を奪い、太陽の騎士ガウェインやアーサー王の死、すなわちキャメロット王国の滅亡に責任ある(というかこいつがほぼ全部悪い)というとんでも無い男。
・・・なので、こいつが出てこない昔の版を読みたいのですが、そんなの日本語版あるんですかね?
と話がめっちゃそれました。
グレートホールの奥側から外にでると、クイーンエレノアガーデンがありました。
こじんまりとした小さな庭園でしたが、何か心惹かれるものがありますね。
行ったときはエレノアが誰かわからなかったのですが、
ヘンリー三世の奥さんのようですね。しかもエレノアじゃなくて、読み方はエレナーか。
ここはどうも13世紀の庭園を再現しているらしく、ここに植えられているのは13世紀からある植物だそうですよ。
裏手の方を進むと、なにやらミュージアムがありました。
Gurkhaミュージアム?? どうやらネパール兵の博物館だったようですが、
残念ながら時間がないためスルー。
さらに進むと・・・
おっきな噴水がありました。
これぞ、イギリスって感じですね

この辺りは、Peninsula Squareっていうらしく、周りにあるのは高級アパート?みたいですね。
途中へんな像も見つけました。
イギリスには結構ある謎の像
ハイストリートを下っていき、お腹がすいたのでパプで腹ごしらえです。
ん?ランチ3.93ポンド(約600円)?
おー安い!ペンぞういっぱいたべちゃうぞ
いかにもパブ!って感じですが、
普通に食事用の席もありますね。
ペンぞうは英語がダメなので席取り役です。
さあ、ペンこ、がんばって買ってきてね
ここの店はアイルランド風の味付けをしています。
ミートボール入りスパゲッティです。
ペンぞうのは、アイルランド風ハンバーガ。
値段のわりにでかい!
そして焦げてる!!!
しかし、となりにあった見たことのないケチャップ(液状というよりはトロトロな感じ)をかけてみたところ、ケチャップが激ウマで、このこげた感じと妙にあう!
(ケチャップも写真に撮ればよかった・・・)
飲み物はココア と、
毎度おなじみ紅茶です。ペンぞうはミルクたっぷりがだいすきです
お腹もいっぱいになってハイストリートを下り、市街地へ。
うわ、思ってた以上に人が多い!
来る前は勝手に田舎だと思ってたペンぞうがほんとすいませんでした
これはバタークロスの塔だそうです。バター税で建設した15世紀の塔だとか。
途中でインフォメーションの建物があったので、パンフレット(無料)をもらい、トイレもお借りしました
さらに下っていき、ちょっと南側に曲がると、アビーガーデンがありました。
とってものどかでしばし休憩。
ハイストリート側というか、ブロードウェイに戻るとあれが見えてますね。
近寄るとおなまえかいてあります。
これが
アルフレッド大王のお姿です。
街のシンボルにもなってますね。
なかなか精悍なお方。
日本じゃあまり知られてませんが、イギリスでは人気の大王のようですよ。
デーン人、つまりヴァイキング達と戦争をして撃退し、イギリス全土を統一した王様のようです。
漫画
ヴィンランド・サガの世界よりも100年前くらい前ですかね。ヴィンランド・サガは面白いのでオススメ(・・・ぐろめでペンぞうはちょっとこわいですが話はとっても面白いです

)。
さて、一回ではウインチェスターは、紹介しきれませんでした。
次回は、ウインチェスター大聖堂をご紹介します。
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[2回]